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海外サッカーエージェントの仕事内容を初公開!MELSAKA🇦🇺

現役海外サッカーエージェント(仲介人)が詳しくエージェントの仕事について話します。



海外サッカーエージェントの主な仕事は、大きく分けて5つです。


1.選手とクラブのコミュニケーションを助ける(通訳)


2.契約交渉


3.選手とクラブのマッチング


4.海外移籍手続き


5.現地生活のサポート

それでは一つ一つ詳しく解説していきます。


1.選手とクラブのコミュニケーションを助ける(通訳)


海外挑戦するほとんどの選手が、日本語以外話せない場合が多いです。


そこで、海外サッカーエージェントの大きな役割の一つは通訳になります。


言葉の話せない選手に変わってクラブと円滑なコミュニケーションを行います。


契約時のみでなく、戦術理解のために監督と選手の間に入り、コミュニケーションを助ける事も多いです。


サッカーにおいて、戦術を理解できない選手は、いかに個人能力上が高くとも起用が難しくなります


逆に選手から、このような事を監督に伝えたいとリクエストされる事もあります。


その他、病気や怪我で緊急入院!となったケースもあるので、それらの場合にも迅速に対応する語学力と現地の知識が必要になります。


*エージェントの実際の語学力を経歴等から調べるとよし!


2.契約交渉


契約交渉は、エージェントの腕の見せ所です。


エージェントの交渉力、経歴、コネに応じて選手の給料が大幅に変わります


よほど選手の経歴がすごくない限り、いかにトライアル時のパフォーマンスがよくても、言葉の話せない状態で交渉すると、ほぼ間違いなくチーム内最低クラスの条件で契約を結ぶ事になります。(経験談)


契約自体はエージェント無しでも出来ることもあるかもしれない。ただ交渉のプロに第3者として依頼するのと、経験の無いカタコトの日本人選手が直接クラブと交渉するのとでは違いは歴然でしょう。


選手自身で契約交渉を行う事をオススメしない理由は、劣悪な契約内容も理由の一つですが、もう一つの大きな要因は

「チームと気まずくなるから」です。


想像してみてください。あなたがクラブの代表だとして、しつこく「給料あげろ、ボーナスつけろ、家つけろ、車つけろ」と主張してくる外国人選手を。


言葉が流暢ならまだしも、カタコト言葉だと直接的な表現しかできず、マイナスの印象を与えてしまい関係が崩れる事が多々あります。


世界はもちろん、日本国内でも、代理人は活躍しています。


J1選手のほとんどがエージェントをつけています。年俸の約10%〜15%を代理人に支払い、選手もクラブ側も同じ日本語を話すのにもかかわらずです。


それが海外ともなれば、さらに代理人の役目は大切になってくると日々実感しております。


クラブと選手の関係を崩さず、円滑に交渉を進め、尚且選手の価値に合わせた最高の契約内容で締結させる事はエージェントの大切な仕事です。(ゴールドコーストのNPLからMELSAKAに来た選手は給料が5倍になりました。)


*エージェントや実際の選手に過去の契約内容を聞いてみるとよし!


3.選手とクラブのマッチング


簡単に説明すると、クラブの欲しがるポジション、プレースタイル、能力値を入念に監督陣から聞き出し、それに合った選手をそのクラブと繋げることです。これにより、選手の契約成功率は大幅にアップします。


このマッチングの仕事も非常に難易度が高く、サッカーを高いレベルでプレーしてきた人にしか難しいと思います。


というのも、サポートする選手の能力とチームのレベルを完璧に把握していないと、選手に合ったチームに連れていく事は不可能だからです。


また、繋がりのあるクラブが数チームでは、選手とマッチするチームを見つけるのは非常に難しく、エージェントは少なくとも常に20チーム以上のクラブと深い関係を築き続ける必要があります。


挑戦する上で、トライアル参加できるチームに限りのある海外サッカーエージェントは、自らコネクションの少なさを露呈しているようなものです。


繋がりに自信があれば、何チームでもトライアルに連れていく事が可能だからです。


ただ、サッカーの世界は非常に厳しく、3試合結果がでなければ監督が即クビになることも珍しくありません。


クラブの代表でさえも入れ替わりが激しく、気づけばクラブの首脳陣が全く変わっている事もあります。


そのため海外エージェントは、常に素早い情報収集やコネクション作りが非常に大切です。


これまで4年間、海外サッカーエージェントとして70名以上の契約成立をサポートしてきましたが、海外現地に拠点を置き、常に新しい繋がりを作り続けなければ、100%のサポートは不可能である。というのが私の意見です。

*これについてはまた別記事にてまとめます。




*エージェント選びの際には、


「サポート拠点が現地にあるのか。」


「何チームとの繋がりがあるのか。」


「その国で実際にプレーした経験や、サポート選手が実際にプレーをしているか等の実績。」


等をキチンと確認するとよし!




4.海外移籍手続き


この移籍手続きも最も大切な仕事の一つです。


選手が海外でプレーする上で、必ず必要になります。


チームに所属するすべての日本人選手はJFA(日本サッカー協会)に登録されています。


その登録を新しくプレーする国とチームに移す必要があり、複雑な手続きが必要になります。


海外クラブ側が行ってくれることもありますが、その場合大抵が数週間〜数ヶ月の時間を要する場合も。少なくありません。


海外移籍手続きがスムーズに行かないと、「契約はしたものの、移籍ウィンドウに登録が間に合わず、全てが水の泡になってしまった。。」という事態を招くことになります。


この移籍手続きには、専門性を持つ高い語学力と円滑に進めるための幅広い経験が必要になります。


*今までに移籍トラブルがないか確認するとよし!



5.現地生活のサポート


初めての土地で言葉も分からなければ、生活の基盤を作ることも難しいですよね。


海外サッカーエージェントは現地生活のサポートも非常に重要です。


選手が安心して生活できなければ、サッカーに集中しよい結果を出すことは困難です。


ビザの相談、空港出迎え、家探し、仕事さがし、語学学校への手続き携帯契約、銀行解説等、助けが必要な事は数多くあります。


これらのサポートは現地に長年滞在するサッカーエージェントの方が、安心で手厚いサポートをしてくれる場合が多いです。


*生活サポート内容は、エージェントにより異なるので事前に必ず確認するとよし!



最後に


以上の5点が海外サッカーエージェントのメインの仕事です。


今回、はじめて海外サッカーエージェントの仕事内容について書きましたが、

見ていただけた方の中には、


「海外サッカー挑戦に興味のある人」


「サッカーエージェントに興味のある人」


がいたかと思います。


今後も海外サッカーエージェントの視点から、様々な事について説明していきますので、

こんな事を知りたい! 等ありましたらお気軽にコメント、メッセージを頂けたらと思います。


長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました!




自己紹介

岡田和貴(Okada Kazuki) 1992年生まれ 埼玉県浦和出身


2015年大学卒業後、サッカー選手になる夢と、ビジネスレベルの英語を習得し将来に繋げる事を目標に渡豪。

メルボルンで、日本人初となるプロ契約を獲得する。

現地大学院(MBA)を卒業後、会社を作り2017年にMELSAKAを発足させ、2021年現在までに70人以上のプロ契約、セミプロ契約を成功させる。

またサッカーアカデミーも同年設立し現在までに100名以上の子ども達にサッカー指導をしている。

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